鰹の中骨で「竹の子」を煮る

高知では 春先の「真竹のタケノコ」から始まり「モウソウ竹」、5月頃から「ハチク」、秋には「四方竹」が出回ります。

鯛のアラ、白身魚のアラ、鰹の削り節、ジャコ等 当店オススメ「鯨肉」を利用して タケノコの煮付けをします。
古くから人気があり定番は「鰹の中骨」で造る煮物です。

鰹の消費が多い高知では 中骨も「塩焼き」「茹でる」だけでも美味しい食材になります。

先ず 中骨を下処理も無しで水に入れて火をつけるだけ(^_=) 簡単です。
「色」は気にしないで 加熱して下さい。(強火で一気に沸騰させるのが コツ)

熱湯から入れる方もいますが「こってり感」が少なくなります。 熱湯をかけてから使う方法もあります。新しい鰹の血合いからは 「生臭み」は出ません・・・水から一気に沸騰させて下さい。

沸騰させて アクを取り除きます。鍋の中の煮汁が透き通ってくれば 「アク」取りは終了。

ハチクは 適当な大きさに切ります。茹でた状態です。
(高知の日曜市では 茹でで こんな形で販売しています。)

「タケノコ」も 同じ要領で・・・

切ったハチクを入れて「砂糖・みりん・醤油」を入れて味付け

味付けして5分程煮付けた後 豆(うすいの実)を入れて さらに「10分煮込んで」できあがり・・・ ハチクの時期には「豆類」もいろいろと出るので 一緒に煮付けると美味しいですよ。

店頭「鰹の中骨」は100円で販売しています。

中骨の間にはまっている「血合い」が独特の味わいを出し 他のモノを代用しても モノ足りませんやっぱり「鰹の中骨」とタケノコはあいます。


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